クレステッドゲッコーの飼育完全ガイド|初心者でも安心の育て方と注意点

クレステッドゲッコー

今回は、近年ペットとして大人気の クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ) の飼育について詳しくご紹介します。

小さな体に愛らしい表情、手のひらサイズのこのヤモリは、初めての爬虫類飼育にもおすすめです。

とはいえ、犬や猫とは違う飼育ポイントがあるのも事実。

この記事では、クレステッドゲッコーの基本情報から、必要な飼育環境、食事、温度管理、注意点まで、徹底解説します!

クレステッドゲッコーってどんな生き物?

クレステッドゲッコーは、ニューカレドニア原産の樹上性ヤモリで、学名は Correlophus ciliatus

日本では「オウカンミカドヤモリ」とも呼ばれています。

最大の特徴である、目の上から背中にかけて伸びる「まつ毛」のような突起は、英名の「Crested(とさか)」に由来します。

  • 全長:20〜25cm(しっぽ含む)
  • 性格:比較的穏やか、人に慣れやすい
  • 寿命:10〜15年(飼育下)
  • 活動時間:夜行性(昼はじっとしていて夜に活発)

驚くほどカラーバリエーションが豊富で、モルフ(品種)も年々増えています。

赤やオレンジ、ダルメシアン模様など、まさに「選ぶ楽しさ」も魅力のひとつと言えるでしょう。

クレステッドゲッコーの飼育に必要な基本セット

クレステッドゲッコーの飼育を始めるには、まずは以下の道具を揃えましょう。

1. 飼育ケージ

  • 推奨サイズ:30×30×45cm以上(縦長がおすすめ)
  • 素材:ガラス製、メッシュ製(通気性◎)

樹上性なので、高さのあるケージが適しています。

成体1匹であれば45cmクラスで十分ですが、広いほど活動的になります。

2. パネルヒーター(冬場用)

クレステッドゲッコーは熱帯性の生き物ですが、極端な高温はNG。

逆に冬の寒さには弱いので、20~26℃をキープする必要があります。

  • パネルヒーター(底面 or 背面)
  • サーモスタット(温度調整用)

パネルヒーターだけでは温度キープに物足りない場合は、天板に置くタイプのヒーターを使用してもいいでしょう。

我が家は、最初パネルヒーターを背面に取り付けていましたが、20度以上のキープが難しいな・・と感じて、GEXのヒーティングトップを使っています。

同じ天井から温めるタイプの暖突と違い、天板に置くだけなので設置も簡単。

夏場はエアコンで冷却、冬場は暖房器具で保温してあげましょう。

3. 床材

床材は保湿・掃除のしやすさが重要です。

  • キッチンペーパー(初心者向け)
  • ヤシガラ(保水性、排水性、通気性抜群!)
  • ミズゴケ(高湿度維持に◎)

キッチンペーパーは衛生的ですが、見た目が味気ないかも・・・インテリア性重視ならヤシガラが人気です。

ちなみに我が家では、ヤシガラを使用しています。

排泄物の除去など、メンテナンスがしやすいので、個人的にはおすすめ度高めです。

4. シェルター・登り木・植物

クレステッドゲッコーは高いところが好きなので、登り木やツタ状のレイアウトがあると安心します。

  • コルクバーグ、またはクレス棒
  • フェイクグリーン
  • シェルター(隠れ家)

レイアウトを工夫することで、ストレスの軽減にもつながります。

我が家では、100円均一の小さい突っ張り棒を2本と園芸用ネットをDIYして、クレス棒の代用として使用しています。

5. 水入れ&霧吹き

飲み水用の浅皿に加えて、毎日霧吹きで湿度を保つことが大切です。

  • 湿度目安:60〜80%

壁についた水滴を舐めて水分補給するため、ケージ内の湿度は常に意識しましょう。

冬場は乾燥するため霧吹きしてもすぐにカラカラに乾いてしまうので、注意が必要です!

クレステッドゲッコーの食事と栄養管理

クレステッドゲッコーの食事は大きく分けて2つあります。

1. 人工フード(主食)

現在は専用のパウダーフードが販売されており、水で溶いて与えるだけでOK。

栄養バランス◎、大容量でコストパフォーマンスも良く、初心者にも扱いやすいです。

  • 例:Repashy、Pangeaなど
  • 頻度:週2〜3回

水の分量がわからない場合は、最初はクレスゾルを与えるのもOK

そのまま与えられるチューブタイプで、初めての子にもぴったり。

あとからパウダーフードに切り替えるときも、水の分量の目安になるので便利ですよ^^

2. 昆虫(補助食)

人工フードだけでも飼育は可能ですが、たまに昆虫を与えると食いつきも運動量もUP!

  • フタホシコオロギ、レッドローチなど
  • サイズ:頭の大きさに合わせる(S〜Mサイズ)
  • ダスティング:カルシウム&ビタミンD3パウダーをまぶす

個体によるとは思いますが、うちでは最初動くものしか餌として認識してもらえず、お迎えしたばかりのベビー期では昆虫を中心に、徐々に人工フードへと移行していきました。

クレステッドゲッコーの性格とハンドリング

クレステッドゲッコーは非常に温和な性格で、個体によっては人の手に乗って遊ぶこともあります。

ただし、急な動きやストレスに敏感なため、触る時間は短めに。

特に注意したいのは「しっぽ」!

  • しっぽは切れやすく、一度切れると再生しません
  • ハンドリングは様子を見ながら、無理せず少しずつ慣らすこと

信頼関係を築くには「観察」が何より大切です。

よくあるトラブルと対処法

1. 食欲がない

→温度や湿度が適切か確認しましょう。

脱皮前や環境変化のストレスも原因です。

うちのクレスはメスですが、無精卵をお腹に抱えていると食欲がいつもより少ない感じがします。

食欲がない場合は、毎日の観察が必須!

2. 脱皮不全

→湿度不足が主な原因。

霧吹きを増やすか、ウェットシェルターを導入しましょう。

特に手にひらは脱皮のかけらが残りがち。

脱皮の際は、湿度要チェックです。

3. 尻尾を落とした

→驚いたり、無理に掴まれたりすると尻尾を自切します。

命に関わることではありませんが、環境を見直すサインです。

まとめ|クレステッドゲッコーは初心者にも最適!

クレステッドゲッコーは、手間がかからず、人にも慣れやすい、非常に飼いやすい爬虫類です。

  • 飼育設備は最初にしっかり揃えよう
  • 人工フード中心で手軽に給餌
  • 温度・湿度の管理が健康のカギ
  • しっぽの自切や脱皮には注意

愛情をもって丁寧に世話をすれば、10年以上の長い付き合いができる相棒になりますよ。

これからクレスと一緒の暮らしを始める方の参考になれば嬉しいです!

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