ヒョウモントカゲモドキの飼い方!初心者でも簡単に飼える?

ヒョウモントカゲモドキ飼ってみたいけど初心者だと難しいかな・・・なんて悩んでる方に必見です!

爬虫類初心者におすすめのヒョウモントカゲモドキの飼い方についてご紹介します。

爬虫類って飼育が難しそうな感じがしますよね・・

確かに飼育の難しい爬虫類もいますが、ヒョウモントカゲモドキは比較的飼育が簡単で、初心者向きなんです。

私も爬虫類デビューはヒョウモントカゲモドキでした。

実体験も交えてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!

ヒョウモントカゲモドキってどんな生き物?

まずはヒョウモントカゲモドキがどんな生き物なのか知っておきましょう!

「トカゲモドキ」っていうけどトカゲなの?

ヒョウモントカゲモドキ(英名:レオパードゲッコー)

爬虫類界隈では「レオパ」の愛称で親しまれています。

名前に「トカゲ」とつきますが、ヤモリの仲間になります。

ヤモリと言ったら壁をペタペタ貼り付いて登るイメージですが、ヒョウモントカゲモドキは地表性なので壁を登れません。

ツルツルとしたガラス面のような壁は登れませんが、岩など凸凹している場所は、すこーしだけ生えている爪で登ることはできます。

何年生きる?大きさは?

大きさはアダルトサイズで尻尾含めて20〜25㎝。

そこまで大きい生体ではないので、飼育場所も取りません!

気になる寿命は、なんと15〜20年!小さい体で意外と長生き!

わんちゃん猫ちゃんにも引けを取らない長命なんです。

長く一緒にいられるところもおすすめの一つですね。

どうして尻尾が太いの?

やっぱりヒョウモントカゲといったら、ぷっくりした特徴的な尻尾!とても可愛いですよね。

食料の不足に備えて、尻尾に栄養をたっぷり蓄えているので尻尾が太くなっています。

じゃあいっぱいご飯をあげてぶりぶりの尻尾にしてあげよう!と思うかもしれませんが、太すぎても肥満で短命になってしまうので、尻尾の一番太いところと、首の付け根の太さが同じくらいになるように、食事管理をしてあげましょう。

そしてご存知の方も多いかと思いますが、トカゲやヤモリは自切といって自分の身に危険が及ぶと尻尾を自ら切断します。

これはヒョウモントカゲモドキも例外ではなく、自切をしてしまうヤモリです。

自切をしてしまうと尻尾から栄養を摂取することができなくなるので、自切してしてしまった場合はしっかり栄養補給をしてあげることが大事です。

綺麗な柄の入った尻尾を持っている子が多いですが、一度自切をしてしまうと、再生した尻尾は色や柄まで戻らないケースがほとんどですので、自切には十分気をつけましょう。

ヒョウモントカゲモドキをお迎え前に揃えておきたいアイテム7点!

ここでは飼育する上で準備しなければならないマストアイテムをご紹介します。

  1. ケージ
  2. 床材
  3. シェルター
  4. 水入れ
  5. ヒーター(冬のみ)
  6. 温湿度計

上から順番にどのようなものを揃えれば良いか詳しくお伝えします。

ケージ

ヒョウモントカゲモドキは樹上棲ではないため、高さはあまり必要ありません。

ケージの大きさは割とコンパクトのもので大丈夫です。

幅と奥行きが20〜30㎝ほどある大きさのケージであれば十分に飼育は可能です。

少々加工は必要になりますが、100円均一のシューズケースでも代用できちゃいます。

レイアウトなどテラリウムを凝りたい場合は大きいものを用意したほうが良いですが、ケージ選びに迷った時は、生体の2倍の大きさのものを購入するといいですよ。

やっぱりテラリウムを凝りたい!と思ったらケージを大きくしたり、自作のケージにしてみたり、後からアップグレードもできるので、場所を取らない小さいケージから始めてみてもいいかと思います!

床材

床材はキッチンペーパーや土、チップなどがあげられます。

それぞれメリットデメリットがあるので、生体にあった床材を吟味してあげてください。

キッチンペーパー・ペットシーツ

糞尿などで汚れた時にすぐ取り替えられたりと、メンテナンスに適しています。

飼育環境を清潔に保つのは大事なことですので、簡単にメンテナンスができるのは良いですよね。

ただ、ケージ全体に敷くので、取り替える際に水入れやシェルターをどかしての掃除は少々面倒なところも・・・

また、消臭効果もありませんので、においが気になる方にはあまりおすすめできません。

土・砂

土や砂は消臭効果があり湿度も保てます。

ヒョウモントカゲモドキは湿地帯に生息している生き物ではないですが、湿度はある程度保っていなければならないため(40〜60%程度)、消臭効果・保湿性の両方を兼ね備えているのは大きなメリット。

ヒョウモントカゲモドキは掘る習性があるので、飛び散った土が水入れに入って汚れる・・なんてこともあります。(我が家もありました)

チップ

植物系チップは保湿性に優れています。

また、爬虫類にとって負担が少ないこともチップ系を使用するメリットかと思います。

チップが大きいものだと生餌と間違えて誤飲をしてしまう可能性があるので注意しましょう。

シェルター

ストレス軽減のためにも安心できる場所は必須です。

シェルターは必ず置いてあげるようにしましょう。

シェルターといっても色々ありますが、おすすめはシェルター上部に水を貯められるもの。

湿度を保つことができますし、そこから水を飲むこともあるので一石二鳥です。

※手描きですがシェルターのイメージです。

水入れ

水入れは置いておいたほうが無難です。

霧吹きなど壁に吹き付けたものを舐め取って水を飲むことも、シェルター上部に貯めている水を飲むこともありますが、霧吹きを忘れた時などのためにも水入れは置いておきましょう。

大きさは小さめのもので大丈夫です。飲みやすいように高さの低いものを選んであげてください。

エサ

生餌はコオロギなどの昆虫

カルシウムパウダーやサプリメントを振りかけて給餌しましょう。

エサは生餌が理想ですが、虫が苦手な方もいらっしゃるかと思います。(わたしも抵抗ありました・・)

どうしても虫が・・という場合は、レオパゲルレオパドライなど、人工餌もペットショップで販売しているので、試してみてください。

ちなみに我が家は、生餌ではないですが、冷凍コオロギをあげています。

お家の冷蔵庫に冷凍コオロギを入れておくことに抵抗ない方にはおすすめです^^

ヒーター

気温が下がる冬の時期などは、パネルヒーターなどの暖房器具も必要になってきます。

エアコン管理ができる環境であればを使用しなくても良い場合もありますが、基本的にはパネルヒーターなど使用するようにしましょう。

ちなみに我が家は「みどり商会」さんの暖突を使用しています。

ポカポカしているようで、よく暖突の下であたたまっていますよ(^^)

 温湿度計

温度と湿度の管理はヒョウモントカゲモドキを飼育する上で重要になってきます。

温度は25〜30度が適温。

湿度は、床材の紹介でお伝えしましたが、40〜60%がベストです。

適温湿度を保つためにも、温湿度計は置いておくようにしましょう。

冬場でパネルヒーター等を使用している場合は、ヒーターの上には置かないようにしてください。

ヒョウモントカゲモドキの飼い方まとめ

温和な性格で飼育場所もとらない、昼行性の爬虫類に比べると初期費用も抑えられたりと、爬虫類飼育デビューにはうってつけのヒョウモントカゲモドキ。

種類もたくさんいるので、自分の好みの模様の子を探せるのも楽しみの一つです。

爬虫類のイベントだと色んなショップが出店するので、じっくり吟味して選ぶことができますので、興味がある方はイベントチェックして是非行ってみてください^^

また別の記事で、ヒョウモントカゲモドキの種類についてもお伝えしていけたらと思います。

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