【フトアゴヒゲトカゲ】ケージの選び方完全ガイド|サイズ・種類・設置ポイント解説

フトアゴヒゲトカゲ

こんにちは、めいです。

フトアゴヒゲトカゲは、爬虫類の中でも飼いやすく、初心者にも人気の高いトカゲです。

その見た目のかわいさや、性格の穏やかさから「ペットとして飼いやすい」と言われています。

しかし、フトアゴは成長すると最大50cm前後まで大きくなるため、最初に選ぶケージのサイズや種類が飼育成功のカギとなります。

「どのサイズを買えばいいのか」「ガラスと木製どちらが良いのか」「設置場所や管理方法はどうするのか」など、飼育初心者が迷いやすいポイントは多くあります。

この記事では、フトアゴのケージ選びに必要な情報を網羅し、選ぶ際の判断基準をわかりやすく解説します。

これからフトアゴをお迎えする方や、ケージの買い替えを検討している方の参考になれば幸いです^^


フトアゴヒゲトカゲのケージを選ぶ際、最も重要なのはサイズです。

成長に応じて必要なスペースが変わるため、ベビー期からアダルト期までの適切なサイズを把握しておくことが大切です。

ベビー期(〜20cm程度)

生まれたばかりのベビー期には、小さめのケージでも飼育は可能です。

幅60cm程度のケージがあれば十分ですが、成長は早く数か月で手狭になります。

そのため、初めから広めのケージを用意することをおすすめします。

我が家も最初は小さめのケージを購入しましたが、すぐに大きいケージに買い替えることに…;;

ヤング〜アダルト期(30〜50cm)

成長期を過ぎ、アダルトサイズに近づくと、幅90〜120cm以上、奥行き45〜60cm程度が理想的です。

フトアゴヒゲトカゲは地上性のトカゲであり、縦よりも床面積の広さが重要です。

広い床面積があれば、バスキングや探索活動の自由度が高まり、ストレスの少ない飼育環境を作ることができます。


フトアゴヒゲトカゲのケージの種類と特徴

フトアゴヒゲトカゲのケージにはいくつか種類があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の生活環境や飼育スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

1. ガラスケージ

メリット

  • 視認性が高く、フトアゴの行動を観察しやすい
  • 保温性が比較的良く、ヒーターの効率が良い
  • 市販品が豊富で購入しやすい

デメリット

  • 重量があり、移動が大変
  • サイズが大きくなると価格が高め
  • 通気性が低いため、温湿度管理には注意が必要

ガラスケージは見た目も美しく、観察のしやすさで人気があります。

特に初めてフトアゴを飼う方には、市販のガラスケージ+バスキングライト・UVBライトの組み合わせが使いやすいでしょう。


2. 木製ケージ

メリット

  • 断熱性が高く、温度管理がしやすい
  • カスタマイズ性が高く、自分好みにサイズやデザインを調整できる
  • 大型のフトアゴでも対応しやすい

デメリット

  • 通気性が低いため、換気口や扉の工夫が必要
  • 水分や湿度で劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要
  • 市販品は少ないため、自作やオーダーメイドになることが多い

木製ケージは温度の安定性に優れています。

特に冬場の寒さ対策や、室温が低い環境での飼育に向いています。

我が家は既製品の木製ケージを使用しています。

木製ケージは通気性や保温性に優れるだけでなく、木の質感がインテリアに馴染みやすく、リビングに置いても自然な雰囲気を保てますよ^^


3. DIYケージ

メリット

  • 自分の飼育環境に合わせてサイズや形を自由に設計できる
  • コストを抑えつつ、大型のケージも作れる
  • 独自のレイアウトや構造を工夫できる

デメリット

  • 工具や作業スペースが必要
  • 初心者にはややハードルが高い
  • 材料や設計を間違えると安全性や保温性に影響する

DIYケージは、ある程度飼育経験がある方や、既製品では希望サイズが手に入らない場合に最適です。

オーダーメイドに比べるとDIYの方が圧倒的に安価ですが、寸法ミス・通気性不足・防水不備などがあると、後から修正に手間がかかるのもデメリット・・・

初心者の方にはやや難しく感じるかもしれませんが、ホームセンターのDIYコーナーを活用すれば、工具を貸してもらえるので、専用の道具をそろえる必要がなく、気軽に挑戦できるのが嬉しいポイントです。

自分の飼育スタイルに合わせて、サイズや構造を自由に作れるのもDIYならではの楽しさですね!


ケージ設置時の注意点

ケージを選んだあとは、どこに置くか」もとても大切なポイント。

設置環境が整っていないと、どんなに良いケージでもフトアゴがストレスを感じてしまうことがあります。

1. 直射日光の当たらない場所に置く

ガラスケージは特に、太陽の光が当たると内部が一気に高温になる危険があります。

短時間でも熱がこもりやすいため、日差しの当たらない位置を選びましょう。

2. エアコンやヒーターの風が直接当たらないようにする

冷暖房の風が直接あたると、体温調整がうまくできず体調を崩す原因になります。

室温が安定している、静かで落ち着いた場所が理想です。

3. 掃除やメンテナンスのしやすさも大切に

フトアゴのケージは、日々の掃除が欠かせません。

前面スライド扉タイプなど、床材を簡単に交換できる構造を選ぶと、手入れがぐっと楽になります。

掃除がしやすい=長く続けやすい飼育環境」につながりますよ。


ケージ選びのまとめ

フトアゴヒゲトカゲは成長とともにぐんと体が大きくなるため、最初から少し広めのケージを選んでおくのがおすすめです。

結果的に買い替えの手間やコストを抑えられます。

ガラス製、木製、DIY、それぞれにメリット・デメリットがありますが、

自分の暮らしに合ったケージを選ぶこと」が一番大切です。

ケージはフトアゴにとっての“おうち”であり、私たちにとっても毎日触れ合う空間

サイズや素材、設置場所をしっかり考えてあげることで、フトアゴが安心して過ごせる理想の環境をつくることができます。

ゆったりとした空間でくつろぐフトアゴの姿を眺める時間は、きっと飼育の楽しみのひとつになるはずです^^

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